私の地元、香取市に久しぶりに買い取りに行って来ました。
今回のお客様、メールで買取の依頼をされたお客様です。
連絡の行き違いが有り、その節はご迷惑おかけして申し訳ありません。
この日の前日、たまたま同業者の古本屋、検見川の草古堂のU氏
とお酒を呑んでおり、普段なら次の日に支障が出ないようにお酒を
セーブするのですが、この時ばかりは人生で2度目の経験、
「記憶がなくなる」ほどお酒に飲まれてしまいました。
案の定、朝起きると2日酔いの状態。
お客様にご迷惑をかけるわけにはいきませんので、コンビニで
ありったけのお薬を調達。
そもそも前日に飲めよ!って話ですが、後悔先に立たず。
そんな状態で、教えて頂いた住所の近くまで来たものの、
なんとこの地域一帯同じ苗字の方が20件前後。
「どこだろう?」
この近辺をぐるぐる2周ほどまわったところで、たまらずお客様に電話をかけると
「じゃあ家の外まで迎えに行きますよ!」
と気持ちの良い返答。
特にこの日は小雨が降り、夜勤の仕事明けだったそうで、なんとも有難い。
しばらくすると1件の趣のあるお宅からお客様が出てきて
「遠いところありがとうございます、よろしくおねがいします」
見たところ20代前半の若い青年。とても気持ちの良い挨拶に
私も酔いが酔いが覚める思いでした。
お売りいただける商品を玄関先まで持って来てくださり、早速
査定の方をさせて頂くと、これはなかなか。
最近の売れ筋の商品が多く、状態も良好。
ライトノベルやコミックには新刊書店で購入した時にサービスとして
付けてもらえる「紙カバー」がついており、カバーを剥がすとピカピカの状態。
1冊1冊商品を確認していると「んっ?」と違和感。
コミック「七つの大罪」が何故か前半と後半で分かれており、間の15冊程度が
抜けている・・。
コミックの場合、揃っている時と揃っていない時には当然
査定金額も変動してしまいます。
それでも精一杯のお値段をつけさせて頂きました。
自分で言うのもアレですが、おそらく全国でも
これ以上高い査定は無いのでは?
今回のお客様も「あやみ堂」の常連さんの一人になってくれると
いいなと思いながら帰路につきました。