10月29日、千葉県山武市に買取にいってきました!
ちょうどこの日は市原市に買取に向かってる途中にお電話を頂戴し、市原市の買取が終了してからお伺いをさせて頂く事になりました。
市原の買取が予定より量が多く、予定より30分程度遅くなりそうだったので、再度電話にてその事を伝えると
『全然構いませんよ、事故らないようにゆっくり来てください』との事。
優しい対応に感謝です、神対応ありがとうございます。
お電話で内容をお聞きすると、父の遺品整理との事。
あやみ堂では最近の新しい本も得意ですが、古い本、いわゆる古書と言われる茶色くて古ぼけた本も得意です。
ナビをセットして・・・到着!と思いきや、ナビが古く、全然違うところに着いてしまいました。
ここはどこ?
ナビは古いので、携帯で検索して近くまでは来たものの、すっかり迷子状態。
たまたまキャッチボールしていた少年に〇〇さんておうち知ってる?と聞くと偶然知り合いだったらしく場所を教えてくれました。
ありがとう、少年!
結局、予定どおり?30分の遅刻で到着し、早速本の方を拝見させて頂きました。
保存状態が良く、割と古い作品でもキレイなものが多く、綺麗に段ボール詰めされてました。
娘さんが2人いて、まだ見たところ幼稚園と小学校低学年くらいの女の子、査定していると
『おじさーん、まだやってるの?』と言われてしまい、心の中で
『まだ32歳なんだけど』と一瞬思ったものの、確かに子供からすれば32歳はかなりのおじさんだなと、妙に納得。
気持ちはまだまだ若いつもりでも、やっぱりおじさんって歳なんだなと改めて痛感しました。
肝心の本の方は、故人が司馬遼太郎の大ファンだったらしく、司馬遼太郎の作品が多数!
中公文庫や単行本、雑誌などなど。
ただ、残念だったのは丁度人気の売れ筋商品が途中までしか揃ってなかったこと。
司馬遼太郎の『街道をゆく』も36巻までで終了、石森のマンガ日本の歴史も同じく36巻までで終了。
とても良い作品だけに残念。
査定が終了し、車に段ボール詰めされた本を移動していると娘さんが、一生懸命お手伝いしてくれて、心が温かくなりました。
私はまだ独身ですが、子供っていいなぁと。
小さな身体で段ボールを一生懸命運んでくれている姿を見ると、なにやら顔から笑みがこぼれます。
お客様の駐車場に目をやると、お父さんが日曜大工で作ったという「雲底」(うんてい)が。
しかも日曜大工にしては出来栄えが良く、かなりしっかりしてました。
聞きそびれてしまいましたが、おそらく建築関係のお仕事なのかなと勝手に想像。
荷物が積み終わり、帰ると、娘さんが最後まで
『バイバーイ』と手を振ってくれました。
バックミラー越しに手を振っている姿を見て、明日も仕事頑張ろ!と思った瞬間でした。
また機会ございましたらあやみ堂を宜しくお願いします。